2014.03.27箱坊先生の桐講座1

こんにちはっ!
箱坊です!

ささ、かーくん!早速桐についてのお勉強をはじめるよ!

か 「うん、前回のブログでは、桐は軽くて湿度を調整してくれるってことをおしえて
   もらったよね。」

そう、日本で取れる木材としては一番軽くて、世界的に見ても二番目に軽いって言われているんだよ!
そして、軽い割にはとってもじょうぶだって事を付け加えておくね!

か 「なるほど、軽いとすぐ壊れちゃうようなイメージがあるけど、そんなことはないんだね。」

うん!ただ、割れたりゆがんだりはしにくいけど、やわらかくてキズやへこみはつきやすいんだ。その代わり、多少のキズやへこみなら元に戻る力もあるけどね!

か 「そうか、箱坊の話をまとめると、軽い、割れたり、ゆがむことが少ない、復元はするけど、材質としては
   やわらい。」

その通り!これは、桐の構造が関係しているんだ。
桐は多孔質構造になっていて、壁の薄い小さな部屋がたくさん集まったような構造になっているんだよ!
桐の内はとっても空間が多いから、それが軽さにつながってるんだよ。
さらにその空間を分けている部屋の壁がうすいから、やわらかいけど柔軟な強さを持った、桐の特徴としてでてきているんだ!

か 「なるほどね~、その桐の構造は他の利点もありそうだね?」

うん!例えば防水性!やわらかな表面はすぐにお水が染み込んじゃいそうだけど、とっても小さな部屋の集まりである桐は、お水の通り道が小さすぎてなかなか染み込んでいかないんだよ!
この特徴はまな板、下駄なんかに利用されているよ!

そして耐熱、耐火性!これも空間がとっても多い桐は熱が伝わりにくくて、もしも火がついちゃっても表面が少し炭化するくらいで、中まで燃えていくことは少ないんだよ。この特徴を利用して、火鉢や金庫の内側に使われることもあるんだって!
万が一の火事なんかでも、安心度は高いよね!

そして音響性!音を響かせることにもこの構造は一役買っていて、琴をはじめとしていろんな楽器に使われているんだよ!

か 「すごいね!ここまで聞いただけでもまさに万能の材料じゃない!これからなんでもかんでも
   桐で作ったらどうかな?」

...うーん、でも強さ、防水性、耐熱性、それぞれひとつひとつの特徴だけを求めるならもっと優れた材料があることも確かなんだ。[。_。]...
だから適材適所って言葉があるように、性質を見極めて使うことが大切だよね!

その点、松田桐箱ではそれを理解している職人さんたちが働いているから、桐の性質をちゃんと生かしたものづくりがされているよ!

か 「そっかぁ、なんでもかんでも作るんじゃなくて、長い歴史の中で作り手が材料を見極めて、
   作るものを決めてきたんだもんね。そして、桐箱や桐タンスは昔も今も求められ、使われている。」

そう!それはつまり、桐が道具としてそれだけ人々に貢献してきた証拠だとおもうんだ!
ぼくはこれからもそれを伝えていきたい、知ってほしいんだ!

か 「そうだね!おれもまだまだ知らないことだらけ。がんばって勉強するぞ~!」

ブログを読んでくれているみんなも、桐の性質を少しずつ知ってくださいね!
きっと、桐の事を好きになってくれると思うんだ!

それではまた次回、箱坊でした![゜▽゜]ノシ

松田桐箱のマスコット・キャラクター箱坊です!